二次会の会費を決める
STEP4~二次会の会費設定
会場が決まって、ある程度の参加人数が想定できたら、いよいよ最重要事項の会費の設定です。最もトラブルになりやすいのがお金の問題です。二次会がお開きになって、会場へ清算するときに予算が足りない。不足分が発生した場合に誰が負担するのか?トラブルを避けるためにも予算には余裕をもって会費を決めましょう。当日参加人数が減るなんてことはよくあります。予算は会費から捻出するため、参加人数が減ると予算も減ってしまいます。余裕をもって予算を設定して余裕を持って予算を使いましょう。余ったときは新郎新婦に祝儀として渡せばよいのです。足りないより余るほうがいいですよね
【お店の飲食代金】
飲食代金が5000円のお店を選んだ場合。会費を8,000円に設定すると残り予算が3,000円確保できますので、景品代など経費に充当できます。披露宴からの参加者が多い場合、たくさんの料理は必要ないかもしれません
【お店の最低保証金】
お店によっては最低保障料金という項目を設定しています。最低でも全員で○○円は使ってくださいね。このような意味になります。そのためには最低でも何名のゲストが参加する必要があるか?損益分岐点を設定しましょう
例)
最低保証金20万円
1名飲食代金5000円の場合
20万円÷5000円=40名
最低でも40名は参加しないと不足人数分を余剰金額から負担することになります。
【飲食代金以外の別途費用】
ほとんどのお店は飲食代金のみで利用できます。しかし中には、会場使用料・設備利用料(プロジェクター・スクリーン・マイク)など。またケーキなどを持ち込む場合の持込料金等が別途発生するお店もあります。これも会費設定の前にお店に確認しましょう。別途費用が発生する場合は、しっかりと会費で補えるような予算を組みましょう
【ドタキャンや飛び入り参加?】
結婚式二次会の参加人数は結局フタを開けてみないとわからないものです。当日いきなり参加する人もいれば、残念ながら欠席される方もいます。つまり事前に想定した人数と同じにならない可能性が高いです。前日までの報告人数と実際の参加人数が異なる場合には、どのような対応になるのか会場に確認しておきましょう。2次会チャンネルの経験から言うと、参加すると連絡をくれたゲストの5%~10%はドタキャンすることが多いです。お店への人数最終報告は10%少なく報告することを推奨します
◆当日の人数増減についてお店に確認する◆
<よくある例>
予定人数より増えた場合→
増えた人数はドリンクの料金のみ支払う
予定人数より減った場合→
減った人数はお料理の料金のみ支払う
【消費税】
会場への飲食代金は内税?外税?結婚式二次会はたくさんの方が参加されるのでわずかな消費税でも支払い金額は高額になってしまいます。
60名参加の二次会。
1名の飲食代金5000円の場合
60名×6000円=30万円(会費総額)
30万円の消費税8%は24000円になります。消費税を内税だと勘違いしていて清算時に消費税を請求された場合、24000円もの余分な費用がかかってしまいます。
【会費は何パターン?】
「男性/女性」で金額に差をつけるか?「通し参加/二次会」から参加で金額に差をつけるか?全て同額にするか?話し合いましょう。個人的には差をつけないほうが計算がしやすいと思います。
男性会費( )円
女性会費( )円
披露宴から通し参加会費( )円
二次会のみ参加会費( )円